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宇宙戦艦ヤマト 復活編 : ミニ英和和英辞書
宇宙戦艦ヤマト 復活編[へん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちゅう]
 【名詞】 1. space 2. air 3. midair 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦艦 : [せんかん]
 【名詞】 1. battleship 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 
復活 : [ふっかつ]
  1. (n,vs) revival (e.g., musical) 2. restoration 3. come-back 
: [へん]
  1. (n,n-suf) compilation 2. editing 3. completed poem 4. book 5. part of book 

宇宙戦艦ヤマト 復活編 ( リダイレクト:宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ) : ウィキペディア日本語版
宇宙戦艦ヤマト 復活篇[うちゅうせんかんやまと ふっかつへん]

宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(うちゅうせんかんヤマト ふっかつへん)は、2009年12月12日及び2012年1月28日に公開された『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』のアニメ映画作品である。キャッチコピーは「戦士たちよ、ヤマトに乗れ。人類を救え!」、「愛のために戦え!」、「必ず此所へ帰ってくる」(ディレクターズカット版)。通称「復活篇」、「ヤマト復活篇」。
1994年及び2004年に製作発表されながら実現せず、2008年に3度目の製作発表が行われ、実現した。
2009年12月に公開された。2012年1月には、本作を再編集したディレクターズカット版が公開された。
2012年、本作の続編(『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』第2部)を製作することが発表された〔『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』第2部の製作は、2012年4月27日発送のヤマトクループレミアムファンクラブ会報誌『宇宙戦艦ヤマト航海日誌』の創刊号(Vol.0)の中で、西﨑義展の養子でエナジオ代表、ヤマトクループレミアムファンクラブ会長の西﨑彰司によって発表された。〕。
==概要==
;1994年 1度目の制作発表〜頓挫
:『宇宙戦艦ヤマト 完結編』の続編として、1994年に最初の製作発表がなされた。大まかなストーリーや設定がメイキングビデオ『ヤマト・我が心の不滅の艦(ふね)-宇宙戦艦ヤマト胎動篇-』(『YAMATO2520』の項目を参照)や、後にプロデューサー西﨑義展の不祥事〔大麻覚醒剤モルヒネなどの不法所持や銃器類の国内への不法持込による銃刀法違反など。〕による公判時に西﨑の支援者などによって開設されたウェブサイトで公開されており、ストーリー原案として作家政治家石原慎太郎が製作に参加することが話題となった。登場人物は古代進らの他、古代と森雪の娘をはじめとした新キャラクターも登場する予定だったという。
:製作会社のウエストケープコーポレーションは、1995年よりOVA『YAMATO2520』をリリースしたものの、それ以前より資金難に陥っており、1996年に『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの著作権などを東北新社に譲渡した。譲渡契約においては、新作を製作する権利は西﨑に留保されている〔平成 11年 (ワ) 17262号 著作権損害賠償等請求事件 1審判決文 〕。さらに1997年には、債権者である三井ファイナンスサービスがウエストケープコーポレーション及び同社社長でもあった西﨑に対し、破産を申し立てた。これが認められたため、同年9月に両者は破産し、本作の製作は中止となった。
;2004年 2度目の制作発表〜フェードアウト
:その後、西﨑と松本零士民事訴訟を経て、2003年に西﨑がこれまでの『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを利用した新作『復活編』(仮題)を、松本がこれまでのヤマトシリーズとは関係の無い新作『大銀河シリーズ 大ヤマト編』(仮題)を、各自が個別に製作すると相互に確認した。しかし、松本が製作する新作作品についてはヤマトシリーズに登場した設定、キャラクターなどを使用することを含むヤマトシリーズに類似した作品を製作する場合は著作者人格権者である西﨑の承諾が必要とされた。しかし西﨑は、松本の作品を『宇宙戦艦ヤマト』の類似作品と断定し製作を許可しなかった。なお、西﨑から著作権を譲渡された東北新社はこの合意に参加しておらず、ニュースリリースで自社の独自の権利を主張した。しかし、前出の1996年の西﨑と東北新社間における著作権譲渡契約において、新作続編を製作する権利は西﨑に留保されているにもかかわらず東北新社の権利主張はそれを翻意した発表だった。
:2004年7月には、西﨑から製作委託を受けた西﨑の養子・西﨑彰司が経営する「株式会社エナジオ」が、新作映画『新宇宙戦艦ヤマト 復活編』(仮題)を2006年に公開すると発表した〔西暦2006年「宇宙戦艦ヤマト」復活! ZAKZAK、2004年7月20日〕。同社サイトにはその公式ページも開設され、東北新社と協議に入ったとされたが、公開されることは無かった。
;2008年 3度目の制作発表〜正式公開へ
:2008年7月31日、西﨑は東京都練馬区内にて「ヤマトスタジオ」のスタジオ開きと2009年中の公開を目指した本作の製作を正式に発表し、その場で「宮崎駿の『崖の上のポニョ』を超える作品にしたい」と抱負を語った。スタッフは総監督に舛田利雄、総作画監督に湖川友謙と、かつてのヤマトスタッフが顔を揃えている。また、メカニックデザインに小林誠が参画している。製作会社は2004年の発表時と同じく、株式会社エナジオとなる。
:2009年3月18日、東北新社が本作に関する情報を「東京国際アニメフェア2009」の自社出展ブースにて公開〔東北新社が「宇宙戦艦ヤマト」の新たなる劇場版を始動、年内に公開予定 GIGAZINE、2009年3月18日〕。同年5月中旬には公式サイトが開設され、5月18日には東宝〔『完結編』までは東映が配給していた。〕の正月作品として12月12日に公開されることが決定したと発表された。西崎はその中で、「地球が救われるか、破滅するか、2種類の結末を考えている」と述べている〔新ヤマトはパワーアップ「波動砲」6連発OK スポーツニッポン、2009年5月18日〕。
:2009年11月28日には、東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会で2時間13分のバージョンを上映後に約15分のもうひとつの結末を上映し、観客4000人が携帯電話で投票した結果で公開版エンディングが決められた〔ヤマトの結末投票で決まる…28日試写会で2バージョン スポーツ報知 2009年11月23日〕。ちなみにWebで公開された1993年発表版の基本構成案では3部構成で、地球は消失し、第2部でヤマトが別宇宙に行き、第3部で地球と再会する予定だった。
:制作期間には約1年半を費やしており、携わった制作スタッフは約900名で、その中におけるCG制作スタッフは約130名。全1850カットのうち、CGカット数は750カットに及んでいる。
:エンディングクレジットでは最後に「第一部完」とテロップが出ており、続編の構想があることが示唆されている。
:BD/DVD/UMDは2010年7月23日に発売、レンタルは6月4日から開始〔当初はBlu-rayおよびDVD版でアナザーエンディングを映像特典として収録予定であったが急遽収録中止となり、発売日も2010年6月4日から延期している復活篇』BD・DVD発売延期 「アナザーエンディング」収録中止 OCNアニメニュース 2010年5月10日〕。
:2012年1月28日より2月3日まで新作カットを追加し再構成、東宝・劇場公開版とは異なるエンディングの『ディレクターズカット(DC)版』をシネマート新宿心斎橋の2館で劇場レイトショー公開し、2012年3月23日にBlu-ray/DVDを発売〔「ヤマト復活篇」のディレクターズカット版がBlu-ray化 -再構成 / 別エンディング収録。1月にレイトショー上映 AV Watch 2011年11月18日〕〔「宇宙戦艦ヤマト オフィシャル コミュニティ ヤマトクルー」では通常のBD / DVDの他に本篇の相違点を記した「Differnce Book」と前『通常版』と『DC版』の両方を入れられるBox付きのBD / DVDを発売。〕。未公開シーン・新作カットの追加、アナザーエンディングへの変更、音響パートの一新(旧シリーズでの効果音を使用)、音楽配置の変更(ヤマト発進時のアルフィー歌唱のテーマソング「宇宙戦艦ヤマト 2009」のインストゥルメンタルへの変更等)等がされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Space Battleship Yamato: Resurrection 」があります。




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